塗るタイプのテストステロン剤について詳しく知りたい方へ
経皮投与とは塗り薬のことです。
テストステロンは皮膚を通して吸収することができます。
塗りタイプのメリットデメリット、錠剤や注射との比較、代表的な商品と通販最安値など紹介します。
ジェルタイプは個人でテストステロンを安全に効率よく補充したい方に適した摂取法です。
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代表的な製品と通販最安値
テストヒールジェル
成分 天然テストステロン
成分含有率 1%
内容量 70g(5×14)
購入方法 個人輸入
オオサカ堂(最安値)3425円
セルノスジェル
成分 天然テストステロン
成分含有率 1%
内容量 70g(5×14)
購入方法 個人輸入
オオサカ堂(最安値)3830円
テストジェル
成分 天然テストステロン
成分含有率 1%
内容量 150g(5×30)
購入方法 個人輸入
オオサカ堂(最安値)10043円
経皮投与の特徴
経皮タイプでテストステロンを補充するメリット、デメリットについてです。
天然テストステロンをとりたい方に最適
ジェルタイプの製品はいずれも安全性の高い天然テストステロンが成分です。
注射や錠剤ではこの成分の製品はありません。
というのも本来、天然テストステロンはホルモン剤の成分には適していないのです。
なぜなら代謝が早く、投与してもあっという間に分解されてしまうからです。
なので注射はデポ化して効果時間を延ばしていますし、錠剤は科学的に作られた人工テストステロン(アナボリックステロイド)を成分としています。
しかしジェルタイプの場合は成分が皮膚に浸透し、皮膚下で一旦保持されそこから持続的に血中にテストステロンが供給されるため長い効果時間が得られます。
天然テストステロンを摂取できるのはジェルタイプだけであり、これは経皮投与の大きなメリットです。
最も安全な成分が良いという方に最適な摂取法です。
肝臓への負担は最小限
皮膚を通して直接血中に成分が送られるため錠剤のような肝臓初回通過効果はなく、負担は最小限に抑えられます。
自宅(個人)で投与したい方に最適
テストステロンを最も効率的に摂取する方法は注射ですが、それには病院に行く必要があります。
自宅で個人的にテストステロンを摂取したい場合には塗り薬が最も優れた摂取法です。
皮膚から成分が浸透し血中に取り込まれるというプロセスは注射に近いです。
そのため高い安全性と効果があります。
血中濃度の安定性が高い
1日一回塗るだけで24時間安定した血中濃度を維持することが可能です。
テストステロン血中濃度の変化
塗布した時の血中のテストステロン値の変化についてです。
塗布後4時間でピークに
塗布後1時間から血中濃度は増加し始め、4時間でピークに達します。
数日で定常状態に
毎日一回塗布していくと、数日で定常状態(血中濃度が24時間常に一定の状態のこと)に達します。
72〜96時間で完全に消失
投与を中止した場合、最後の投与から約24時間後に血中濃度は低下し始めます。
最後の投与から約72〜96時間後には完全に抜け、本来のホルモン値に戻ります。
5g使用で血中濃度は250ng/dl上昇する
テストステロン1%含有のジェルを5g使用した場合、血中濃度は平均約250ng/dl増加します。
(ここで紹介している4商品はいずれも1%含有です)
男性の基準値 277〜1111 ng/dl
女性の基準値 16〜86 ng/dl
注射や経口投与との比較
効果 注射≧経皮>経口
安全性 経皮>注射>経口
注射が1〜4週間に一度の投与で良いのに対して経皮は毎日塗る必要があり、この点は少々手間です。
効果に関しては注射と同等の血中濃度まで引き上げることが可能です。
安全性に関しては注射と経皮は肝臓への負担を最小限に抑えることができます。
さらに経皮の場合は血中濃度の安定性が高いため副作用や多血症のリスクが低いです。
成分も天然テストステロンなので安全性は最も高いといえます。
注射を受けていて頭痛や体調不良を感じていたり、多血症の症状などがでている方はジェルタイプを利用してみると改善が見込めるかもしれません。
注射の効果が落ちてきたときに一時的に使用することもできます。
通販で購入でき自宅で使用できるのは経皮と経口のメリットです。
効果時間
1日1回塗るだけで24時間安定した効果が得られます。
効果を一定に保つために毎日なるべく同じ時間に使用します。
塗る場所と使用方法
上腕や肩や腹部に塗ります。
性器には使用しないでください。
広く塗るほど吸収率が上がります。
人に成分が移る危険があるため、衣服で覆われている場所以外には塗らないでください。
完全に乾燥するまで数分間待ってから、塗布部位をTシャツで覆います。
塗布後は手を石鹸水で洗ってください。
使用後、6時間は水泳やシャワーを避けてください。
プールに入る前や入浴前、性交前などは人に移らないようにシャワーで洗い流してください。
塗ってから6時間たった後はシャワーやお風呂に数回入ったり洗い流しても効果は落ちません。
これは成分が皮膚下に浸透しそこから持続的にテストステロンが供給されつづけるためです。
他人との皮膚接触に注意
ジェルタイプは皮膚接触によって成分が他の人に移る危険性があります。
これは誰が相手であってももちろん厳禁ですが、その中でも特に妊娠中の方や幼児に対してはより注意してください。
妊娠している方に成分が移ると胎児に重大な有害作用を及ぼします。
幼児も性ホルモンの影響を強く受けるため非常に深刻な有害作用があります。
指に成分がついたままだと触った物を介して移る可能性もあるので注意してください。
・使用後はしっかり手を洗う
・肌が露出している部分には塗らない(服の下に塗る)
・プール、銭湯に入る前、性交前など、人に成分が移る可能性がある時には事前に洗い流す
を徹底してください。
使用量
FTMの推奨投与量 1日5〜10g
5g使用した場合、血中濃度は平均約250ng/dl増加します。
1日10g使用するとデポー注射と同等の効果になります。
男性の基準値 277〜1111 ng/dl
女性の基準値 16〜86 ng/dl
吸収率について
ジェルタイプのテストステロンのバイオアベイラビリティ(吸収率)は9〜14%です。
例えばテストステロンを100mg塗布したとすると、吸収され実際に体に作用するのは9〜14mgということになります。
テストステロン含有率1%のジェルを5g塗布した場合
5gに含まれるテストステロン量は50mgです。
その9〜14%ということで、吸収量は4.5〜7mgになります。
FTMにおけるテストステロンの推奨摂取量は1週間あたり40〜75 mgです。
なので吸収率をふまえてのジェルタイプの推奨投与量は、上記に記載しているように1日5〜10gとなります。
早見表
推奨摂取量 1日5.7〜10.7mg(1週間40〜75mg)
5g塗布
吸収率9%の場合 4.5mg
吸収率14%の場合 7mg
10g塗布
吸収率9%の場合 9mg
吸収率14%の場合 14mg
副作用
FTMにおける一般的な副作用については男性ホルモン投与の副作用をご覧ください。
経皮タイプ独自の副作用としては皮膚刺激があります。
ジェルには皮膚からの吸収率をよくするためにアルコールが加えられています。
これが皮膚刺激を起こしかゆみやかぶれの原因になることがあります。
また、じんましん、呼吸困難、顔・唇・舌・のどの腫れなどのアレルギー反応の兆候があれば直ちに医師に相談して下さい。
おすすめホルモン剤
テストヒールジェル
成分 天然テストステロン
成分含有率 1%
内容量 70g(5×14)
購入方法 個人輸入
オオサカ堂(最安値)3425円
内容量と価格的にコスパが最も良い新発売の商品です。
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