基礎知識

手術を受けれる条件

 

・性同一性障害と診断されていること
・20歳以上

 

 

手術のメリット

 

・体と心の性別が一致することによる悩みの解消
・戸籍上の性別の変更が可能に
・病院でのホルモン療法が保険適応(3割負担)に
・ホルモン剤の必要服用量の減少
→抗アンドロゲンは中止することができ、
エストロゲンの投与量は、通常、手術前の投与量の半分または1/4に減少させることができる。

 

 

 

手術のデメリット

 

・費用が高い(200万〜)
・後戻りができない
・生涯ホルモン療法が必要になる
・後遺症がのこる

 

 

 

ホルモン療法→手術が望ましい理由

 

手術を望む場合、今まではホルモン療法を1年以上続けていることが必須条件でしたが、現在は撤廃されました。

 

 

 

これにより手術→ホルモン療法という手順が可能になりました。
しかし本来はホルモン療法→手術という流れが基本です。

 

 

 

というのも、手術直後からホルモン療法を開始すると急激にホルモンバランスが変わるため、色々な症状、副作用がでると予想されるからです。
まずはホルモン療法を始めて体を慣らしてから手術をするのが望ましいです。
病院側もこれを推奨しており、ホルモン療法をしていなければ手術は受け付けないという病院や医師の方は多いです。
あくまで法律上は可能になっただけと捉えておいてください。

 

 

 

病院によって、
「○年以上ホルモン療法をしていなければ手術は受け付けない」
「個人でのホルモン療法の期間は含めない」
などいろいろ条件を設定している場合があります。

 

 

 

手術後は生涯通してホルモン療法が必要

 

 

手術をすると性ホルモンを分泌する器官がなくなってしまいます。
なので手術後にホルモン投与をやめると更年期障害と骨粗しょう症になる可能性があります。
これらを防ぐには性ホルモン(男性ホルモンか女性ホルモンのどちらか)が必要です。
かならずホルモン療法を個人の判断で中断してはいけません。

 

 

 

更年期障害とは本来女性がなる症状ですが、原因はホルモンの不足ですから男性でも同じことがおこります。
更年期障害とはホルモン不足が原因で起こる体調不良です。
骨粗しょう症は骨強度が低下し、骨折しやすくなることです。

 

 

 

後遺症について

 

術後の後遺症、合併症に悩まされ続けている方は多くいます。
これは執刀した医師の技術が原因な場合もありますが、基本的には手術によっておこる、受け入れなければならない副産物と思った方がよいかもしれません。

 

 

 

性同一性障害の団体が実施した性別適合手術の実態調査では、国内や海外で手術を受けた105人の約70%にあたる73人が「手術に満足」と回答した一方、術後に「重篤な障害が発生した」「再手術が必要となった」と回答していた人も約15%の16人いたことが分かっています。
後遺症で多いのは形成した皮膚が壊死することや排尿障害です。

 

 

また後悔している方もおり、多い理由は後遺症による肉体的苦痛、手術をしてもその性別として扱われないなどです。

 

 

 

 

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