
エストラジオール(パッチタイプ)
女性化効果 ☆☆☆☆☆
健康リスク ☆
コストパフォーマンス ☆☆
売り切れの時は
ダーメストリルもしくはオエストロジェルで代用が可能です。
ダーメストリルはエストラドットと全く同じ製品なので同じ使い方ができます。
オエストロジェルはジェルタイプです。
毎日自分で塗る必要がありますが、
エストラドットと全く同じ成分、効果です。
一本で一か月もつのでコスパも良く、
塗る量によって効き目も調節できます。
エストラドットレビュー
エストラドットはシールタイプの卵胞ホルモン剤です。
卵胞ホルモン剤として高い人気があったクリマラが生産終了したためクリマラ愛用者がこちらの製品に移行しています。
クリマラの後継品にはエストラドットとダーメストリルがあります。
これらは全て同じ成分の類似品であり、
同じ効果が得られるのでお好きな方でよいかと思います。
ただダーメストリルの方が価格が安いため、
基本的にはそちらが選ばれる傾向にあります。
ダーメストリルは人気な分、品切れになりやすいので、
その際はエストラドットを利用されるのがよいかもしれません。
→ダーメストリルはこちら
エストラドット100とダーメストリル100の比較
成分はどちらも同じエストラジオールです。
24時間あたりの成分放出量もどちらも100mcgで同じです。
貼り替え間隔もどちらも3〜4日で同じです。
一箱あたりの内容量に違いがあり、
エストラドットは8枚入り、
ダーメストリルは24枚入り、
ダーメストリルセプテムは12枚入り
となっています。
クリマラとは貼り替え期間が違う点に注意
クリマラは1週間ごとに貼り替えなのに対し、
エストラドットは3〜4日ごとに貼り替えが必要です。
注意してください。
エストラドットの特徴
・最高レベルの女性化効果(注射と同等)
・安全性が高い
・血栓症と肝臓病のリスクを最小限に抑えて女性化が可能
・女性ホルモンレベルを容易に女性の基準値まで上げることができ、かつ理想的に維持できる
・最も優れた製品を使いたい方に
最高の女性化効果、バストアップ効果に加え健康リスクを最小限に抑えれる理想的な製品です。
効果、安全性共に注射に匹敵する最高のホルモン剤といえます。
血栓症や肝臓の病気が不安な方におすすめです。
唯一短所をあげるならシールを貼り続けることによるかゆみ、かぶれが起きやすい点です。
エストラドットが優れている理由
エストラドットはシールタイプ&経皮吸収という摂取形態をとっています。
たとえばダイアンは強力な成分によって高い女性化効果を実現させていますが、
エストラドットは安全性の高い成分を効果的に体に吸収させることで高い女性化効果を実現しています。
なので効果と安全性を最高レベルで両立させています。
安全性の高い成分
エストラドットの成分はエストラジオールという卵胞ホルモンです。
女性器で産生されるものと全く同じ天然の女性ホルモンなので安全性が最も高い成分です。
本来このエストラジオールは安全な反面、
・経口摂取だと効果が低い
・効果時間も短い
という欠点があります。
しかしエストラドットは経皮+シールタイプにすることでこれらの欠点を解消しています。
経皮吸収で効果の低さを解決
経皮吸収(塗り薬)は経口投与(錠剤)と比べて高いバイオアベイラビリティ(吸収率)を誇ります。
エストラジオールは経口投与だと4%ほどしか吸収されません。
天然のホルモンゆえ肝臓で分解されやすいからです。
しかしエストラドットは皮膚から直接血中に取り込まれるため82%という高い吸収率を誇ります。
錠剤と比べて単純計算で20倍以上の女性化効果があるということです。
これにより女性ホルモンレベルを女性と同等まで容易に上げることができます。
シールタイプにすることで効果時間の短さも解決
エストラジオールは分解されやすい成分なので効果時間が短いという欠点があります。
しかしエストラドットはシールから持続的に成分が放出され続けるため、
貼っている間ずっと効果が得られます。
効果は3〜4日持続します。
3〜4日ごとに貼りかえるだけでよく、管理も楽です。
お風呂やシャワーを浴びても問題ありません。
つまり良いとこどり
安全性の高い天然ホルモンでありながら最高の女性化効果と効果時間を両立しているのがエストラドットです。
ホルモン剤による健康リスクを最大まで減らし、なおかつ最速で女性化できます。
血中女性ホルモンレベルを女性と同等まで上げれてさらにその状態を理想的に維持できます。
非トランス女性と全く同じプロセスで女性化していくことが可能です。
健康リスクについて
・血栓症リスクはほとんど上がらない
エストラジオールは肝刺激作用が弱く,血液凝固系がほとんど変化しません。
なので血栓症リスクはほとんど上がりません。
・肝臓の負担も少ない
天然のホルモンなので負担がかかりません。
肝臓初回通過効果もありません。
※肝臓初回通過効果とは・・・
錠剤の場合成分が肝臓を2度経由するため負担がかかります。
これを肝臓初回通過効果といいます。
エストラドットは成分が皮膚から直接吸収され血液を通して全身に作用するので、肝臓初回通過効果がなく負担がかかりません。
注射を受けたいけど受けれない人におすすめ
あらゆる面でデポー注射と同等なので注射の代用になります。
プロセス自体も似ていて、
注射は血管に成分を注入しますが、
エストラドットは皮膚から成分を浸透させ血流に乗り全身に作用します。
ちなみに実は成分も同じです。
プロギノンデポー、ペラニンデポーの成分はエストラジオール吉草酸エステルや吉草酸エストラジオールといいます。
これらはエステル化させることで効果時間を延ばしたエストラジオールであり、
作用自体はふつうのエストラジオールとなんら変わりません。
体内に入ると吉草酸は切り離され、ふつうのエストラジオールになります。
つまり
注射→エステル化させて効果時間を延ばしたエストラジオール
エストラドット→シールタイプにすることで効果時間を延ばしたエストラジオール
ということです。
注射が強力なのは成分が強力だからではありません。
直接血管に注入することで成分吸収率(バイオアベイラビリティ)がほぼ100%になるためです。
そしてエストラドットも同じプロセスなので同等の効果が得られます。
血中濃度の安定性はエストラドットが上
注射の場合血中濃度の変動が大きい分副作用がでやすいですが、
エストラドットは常に安定した濃度が維持されます。
服用量の目安
エストラドット100を1枚(3〜4日ごとに張りかえ)
エストラドット100を1枚貼ると女性ホルモンの血中濃度は95〜105pg/mlほどになります。
(女性化での理想は20〜200pg/mlの間)
高いほど良いわけではないので、
上限を目指す必要はありません。
むしろエストラドット100は強力すぎて過剰投与状態(効きすぎている状態)になる可能性があります。
過剰投与状態になると頭痛や吐き気といった副作用がでてきます。
エストラドットの効果
卵胞ホルモンの効果が得られます。
毎日服用することで徐々に以下のような変化が得られます。
・皮膚の女性化
女性は男性と比べて皮下脂肪が多く肌が柔らかいです。
これはエストロゲンの作用によるものなので、男性でも同じように皮下脂肪がつきます。
これによりぷにぷにした肌触りになります。
また皮脂の分泌が低下し水分量が増えるのできめが細かくなります。
女性のようなしっとりなめらかな肌になります。
しかし男性の皮膚に比べ、薄く弱いものになります。
皮脂の分泌が低下する分乾燥肌にもなりやすくなるでしょう。
・髪の女性化
髪もホルモンの影響を受けるので女性のような細くしなやかなものになります。
・体臭変化
皮脂の分泌が減るので体臭は減ります。
また、においの質は女性のような甘いにおいに変化します。
・体毛が薄くなる
髪に育毛効果があるのに対して髪以外の体毛は逆に薄くなっていきます。
・男性ホルモンの抑制
男性ホルモンを抑制する作用があります。
ただしあまり強くはありません。
女性化するには男性ホルモンを女性並みに下げなければいけませんが、そのためには黄体ホルモンが必要です。
卵胞ホルモンはあくまで女性化作用のあるホルモンであり男性化を止める作用は低いことを覚えておいてください。
・乳房の発達
胸が大きくなります。
黄体ホルモンで男性ホルモンをしっかり下げることで起こります。
発達の程度は女性と同じく個人差が大きくでます。
胸は脂肪なので、一般的に痩せ型の方ほど大きくなりにくい傾向があります。
胸(乳腺)の痛みや圧迫感を感じる場合は胸が大きくなる前兆です。
エストラドットの副作用
・吐き気、眠気、だるさ、頭痛などの体調不良
ホルモンバランスの変動が原因でおこります。
それゆえ服用初期によく見られます。
最初は少ない量から始めて徐々に増やしていくのが理想です。
仮に症状がでても1ヶ月もすればホルモンバランスが安定してきておさまるので気にする必要はありませんが、症状が重い場合は服用を中断し医師の診察を受けてください。
いつまでも症状が続く場合は過剰摂取になっている可能性があるので量を減らしてください。
あなたの体質に合った服用量であればこの副作用は出ません。
・性欲低下
男性ホルモンによる本能的な性欲は低下します。
リビドー(性感)は女性的になります。
・勃起障害
卵胞ホルモンにはあまり強くありませんが男性ホルモンを抑制する作用があります。
これにより男性的な特徴が薄れる他、男性機能の減退がおこります。
長期服用では勃起不全になる可能性があります。
・生殖能力低下と精子形成障害
長期服用で起こる可能性があります。
生殖能力低下・・・精子を生産する機能が損なわれる可能性があります。
精子形成障害・・・精子自体に影響がでる可能性があります。(受精能力の欠如など)
どちらも子供が作れなくなるリスクに至ります。
これらは服用をやめれば回復する場合もあれば完全に回復しない場合もあるので十分な考慮が必要です。
女性化するということは男性を失うということであることを忘れないでください。
ちなみに病院で精液検査を行えば精子が正常かどうか調べることができます。
まれに起こる重大な副作用
乳がん
女性ホルモン作用により男性でも乳がんになる確率が女性並になります。
親族に乳ガンになった方がいる場合には、特に注意すべきです。
血栓症
血栓症は卵胞ホルモン剤全般にあるリスクです。
血栓症とは血の固まりが血管を詰まらせてしまう病気です。
症状が起こった場所により病名が変わります。
代表的なものにエコノミークラス症候群や脳梗塞、心筋梗塞などがあります。
血栓症の初期症状
下肢の疼痛・浮腫
突然の呼吸困難
息切れ
胸痛
中枢神経症状(めまい、意識障害、四肢麻痺等)
急性視力障害等
以上の症状が現れたら医師の診断を受けてください。
肝臓への負担
ホルモンは肝臓で代謝されるので負担がかかります。
長期服用は肝臓障害のリスクが上がります。
対策としては
定期的な肝機能検査
飲酒をなるべく控える
肝臓の自己診断の方法としては
・黄疸(目や皮膚が黄色くなること)
・吐き気、胸のむかつき
・疲労感
などがあります。
これらの症状がでたら服用をただちにやめ、病院で肝機能検査を受けてください。
全ての副作用を記述していません。
服用の際は商品説明欄に記載されている注意事項をよく読みましょう。
当ページに記載されている内容は安全を保証するものではありません。
記載内容によるいかなる責任も負いかねますのでご了承ください。
女性化には黄体ホルモンも必要
女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。
この2種類の女性ホルモンにはそれぞれ以下の作用があります。
卵胞ホルモン・・・体を女性らしく成長させるホルモン。女性化作用がある。
黄体ホルモン・・・生理や妊娠に係わるホルモン。男性ホルモンを抑制する作用がある。
そして男性が女性化するには2つの条件を満たす必要があります。
1 女性ホルモン値を上げること
2 男性ホルモン値を下げること
卵胞ホルモンには1の効果があります。
黄体ホルモンには2の効果があります。
卵胞ホルモンにも男性ホルモンを下げる作用はありますが、女性並みに下げるほどの強さはありません。
一方黄体ホルモンは直接的な女性化効果はありませんが、卵胞ホルモンの働きを助ける作用と男性ホルモンを強力に抑える作用があります。
(一部の黄体ホルモンは抗男性ホルモンとも呼ばれています)
卵胞ホルモンを投与しても男性ホルモンが高いとその働きを阻害してしまうので、卵胞ホルモンのみで女性化は難しいのです。
よって女性化を望む場合、
卵胞ホルモンと黄体ホルモンを摂取する必要があります。
毎日摂取し続けることで徐々に胸やお尻が大きくなるなどの本格的な女性化が起こります。
エストラドットは卵胞ホルモン剤なので女性化するには黄体ホルモンも必要です。
おすすめな黄体ホルモン剤はマレフェです。
マレフェはプロベラのジェネリックで安全性が高くゆるやかな効き目をもちます。
マレフェの服用量は1日2.5〜10mg(1錠10mg)です。
1日2回にわけて12時間おきに服用します。
効果的な貼り場所

腹部か臀部に貼るのが一般的ですが、
臀部(お尻)の方が吸収率が高く効果的です。
気をつけること
・乾燥させた清潔な皮膚に貼ること
・接着面には触れずに貼ること
・ベルトがくる位置などに貼るとはがれる可能性があるので避けましょう
・胸に貼ってはいけません
・かぶれた皮膚や傷がある部分には貼らない
・同じ場所に連続して貼ってはいけません
貼った部分にかゆみ、かぶれがでやすいです。
汗をかかない位置に貼ったり、
貼る場所を毎回変えるようにしましょう。
どうしてもかゆみ、かぶれがでる方や剥がれてしまう方は防水フィルムを上から貼るという対策法もあります。
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