合成型黄体ホルモン【プロゲステロン】
成分: メドロキシプロゲステロン酢酸エステル 10mg
効果: ☆☆☆★★
健康リスク: ☆★★★★
半減期: 12〜17時間
売り切れの時は
女性化レビュー
女性化に適した黄体ホルモン剤
男性化を止めたい、男性的な特徴を薄れさせ中性化したいという方のための製品です。
黄体ホルモンには男性ホルモンを抑制し男性化を抑える作用があり女性化に必須なホルモンでもあります。
(卵胞ホルモン(エストロゲン)に女性化作用があるのに対して黄体ホルモン(プロゲステロン)は男性化を抑える作用があります。)
マレフェはプロベラのジェネリックです。
プロベラは黄体ホルモン剤の中でも女性化で使用される一般的な製品です。
そのプロベラと同じ成分、効果をもっています。
プロベラよりも価格面で優れているのが特徴です。
プロベラが1箱30錠に対してマレフェは100錠入りです。
男性ホルモン抑制作用は天然の黄体ホルモンの20〜50倍あります。
ゆるやかに男性ホルモン値が下がっていくので、
体の負担は少ないまま男性化を抑えることが可能です。
そのため長期服用に向いています。
女性化での服用法
1日の服用量の目安は2.5〜10mgです。
(1錠で10mg)
ホルモンバランスは一人一人違うため参考程度にしてください。
半減期が約半日なので12時間ごとに分割して服用していくのが理想です。
【例】
1日1錠なら12時間ごとに1/2錠
アンドロゲン活性作用について
マレフェは天然の黄体ホルモンと同程度の活性作用しかないため女性化に影響はありません。
半減期
マレフェの半減期は12〜17時間です。
半減期とは薬の効果が半減するまでの時間のことです。
ホルモン剤の場合半減期に合わせて服用していくのが理想です。
そうすることで
・ホルモンバランスが安定するため体への負担が減り体調も安定する。
・24時間常に効果が発揮される
というメリットがあります。
なのでマレフェの場合一日2回、12時間ごとに服用していくのが基本です。
成分について
成分はプロベラと同じメドロキシプロゲステロン酢酸エステルです。
黄体ホルモンの効果が得られます。
黄体ホルモンとは女性ホルモンの一種です。
直接的な女性化効果はありませんが、
男性ホルモンを抑制する作用と卵胞ホルモンの働きを助ける作用があります。
男性ホルモン抑制作用について
男性ホルモンの分泌量を減らし、さらに分泌された分の働きをも阻害する二重ブロックの作用があります。
【1】男性ホルモンの生産を抑える(抗ゴナドトロピン作用)
ゴナドトロピンとは性腺刺激ホルモンのことです。
このホルモンが睾丸に男性ホルモンの生産を指令しています。
ゴナドトロピンを抑制することで睾丸の働きが低下し男性ホルモンの生産力が低下します。
【2】男性ホルモンの働きを阻害(強力な抗アンドロゲン作用)
ホルモンはレセプターと呼ばれる受け皿(受容体)にはまることで初めて体に作用します。
ホルモンの種類ごとに対応するレセプターは決まっており、鍵と鍵穴のような関係になっています。
成分がこの男性ホルモンのレセプターに代わりにはまるので、男性ホルモンを作用させなくします。
つまり体内で男性ホルモンが生産されてもそれを無力化します。
ジェネリックとは
医薬品やホルモン剤には特許があります。
特許には有効期限があり、切れると他メーカーが全く同じものを製造、販売できるようになります。
これをジェネリック〔後発医薬品〕と呼びます。
いわゆるコピー品のため開発費用がかかっていない分低価格で購入できます。
成分や効果は先発品(オリジナル)と全く同じです。
マレフェの効果
マレフェの成分は黄体ホルモンなので黄体ホルモンの効果が得られます。
毎日服用することで徐々に以下のような変化が得られます。
・中性化
男性ホルモンが減少することで男性的な特徴が薄れていきます。
・手足が細くなる(筋肉量減少)
黄体ホルモンにはタンパク異化作用というのがあります。
タンパク質を分解しエネルギーなどへの変換を増加させます。
筋肉はたんぱく質で構成されているのでようするに筋肉が落ちやすくなります。
それにより手足が細くなり女性的なきゃしゃな体になります。
トレーニング次第ではある程度の維持は可能ですが、どちらにせよ体力はかなり低下します。
・ニキビやはげの改善
男性ホルモン抑制により皮脂の分泌が減り角質も減るためニキビの改善と予防効果があります。
また、男性ホルモンが原因の脱毛症は改善に繋がります。
育毛効果と発毛効果が得られます。
・体臭の変化
男性ホルモン低下により皮脂の分泌が減るので体臭や加齢臭は軽減されます。
・体毛が薄くなる
髪に育毛効果があるのに対して髪以外の体毛は逆に薄くなっていきます。
・体型の女性化
黄体ホルモンは女性らしい脂肪のつき方を促進させるので女性体型になります。
腰、お尻、太ももに脂肪がつき大きくなります。
体や顔の輪郭も骨ばったゴツゴツした感じから丸みのあるやわらかい輪郭に変わります。
卵胞ホルモンにも同様の作用がありますがさらに促進させてくれます。
・乳房の発達(バストアップ)
※これは男性ホルモンを女性の基準値レベルまで低下させなければ起こりません。
胸は最も男性ホルモンの影響を受ける部位だからです。
男性ホルモンの減少と黄体ホルモン作用により胸が大きくなります。
妊娠した女性は赤ちゃんへの搾乳のために胸が大きくなりますがこれは黄体ホルモンの作用であり、同様の効果が得られます。
卵胞ホルモンである程度胸が発達したならば、黄体ホルモンはそれをさらに発達させるように働きます。
発達の程度は女性と同じく個人差が大きくでます。
胸は脂肪なので、一般的に痩せ型の方ほど大きくなりにくい傾向があります。
胸(乳腺)の痛みや圧迫感を感じる場合は胸が大きくなる前兆です。
・体温上昇作用
男性より女性のほうが少し体温が高いのをご存知でしょうか?
女性は排卵時に基礎体温が上がりますが黄体ホルモンの作用です。
しかし体温が上昇するといってもせいぜい0.5℃程度ですし、敏感な人でなければ感じ取れないでしょう。
・性欲低下
男性ホルモンは性欲を亢進させる作用があります。
なので男性ホルモンが抑えられることにより性欲が減退します。
マレフェの副作用
男性ホルモン低下による症状が主です。
・吐き気、眠気、だるさ、頭痛などの体調不良
ホルモンバランスの変動が原因でおこります。
それゆえ服用初期によく見られます。
最初は少ない量から始めて徐々に増やしていくのが理想です。
仮に症状がでても1ヶ月もすればホルモンバランスが安定してきておさまるので気にする必要はありませんが、症状が重い場合は服用を中断し医師の診察を受けてください。
いつまでも症状が続く場合は過剰摂取になっている可能性があるので量を減らしてください。
あなたの体質に合った服用量であればこの副作用は出ません。
・勃起障害
男性ホルモンが抑制されると男性機能が低下します。
長期服用では勃起不全になる可能性があります。
・生殖能力低下と精子形成障害
長期服用で起こる可能性があります。
生殖能力低下・・・精子を生産する機能が損なわれる可能性があります。
精子形成障害・・・精子自体の機能に影響がでる可能性があります。(受精能力の欠如など)
どちらも子供が作れなくなるリスクに至ります。
これらは服用をやめれば回復する場合もあれば完全に回復しない場合もあるので十分な考慮が必要です。
病院で精液検査を行えば精子が正常かどうか調べることができます。
・麻酔作用
非常に弱いですが麻酔作用があります。
この作用のため、眠気を感じる方もいるでしょう。
車の運転や高所の作業では注意が必要です。
・精神作用
倦怠感や疲労感をおこりやすくします。
うつ病になる確率があがることもわかっています。
生理中の女性と似たような精神状態になると思っていただければよいです。
・抗アルドステロン作用
女性のようにむくみやすくなります。
アルドステロンとは副腎皮質ホルモンの一つでナトリウムの再吸収を促し、体内の水分量を増やす働きがあります。
黄体ホルモンはこの働きを阻害するのですが、体がそれに反応してアルドステロンの分泌を促すので結果的に体に水分が溜まりやすくなります。
水分が増えると体液量、血液量が増えるので高血圧になる可能性があります。
また、水分が増えた分体重が増加します。
・便秘
水分を溜め込もうとして腸内の水分吸収量が増え女性並みに便秘になりやすくなります。
・食欲増進作用
黄体ホルモンは妊娠に関係する女性ホルモンです。
出産のために本能的に脂肪を蓄えようとするので食欲が増します。
ですがマレフェは他の黄体ホルモン剤と比べてこの作用は少ないです。
まれに起こる重大な副作用
・乳がん
乳がんリスクが女性と同等になります。
親族に乳がん歴がある場合は特に注意が必要です。
・肝臓病
ホルモンは肝臓で分解されるのですが、錠剤タイプは初回肝臓通過代謝といって肝臓を二回経由するのでその分負担がかかります。
長期服用は肝臓障害のリスクが上がります。
肝臓の自己診断の方法としては
・黄疸(目や皮膚が黄色くなること)
・吐き気、胸のむかつき
・疲労感
などがあります。
これらの症状がでたら服用をただちにやめ、病院で肝機能検査を受けてください。
・血栓症
血栓症とは血の固まりが血管を詰まらせてしまう病気です。
症状が起こった場所により病名が変わります。
代表的なものにエコノミークラス症候群や脳梗塞、心筋梗塞などがあります。
血栓症の初期症状
下肢の疼痛・浮腫
突然の呼吸困難
息切れ
胸痛
中枢神経症状(めまい、意識障害、四肢麻痺等)
急性視力障害等
以上の症状が現れたら医師の診断を受けてください。
全ての副作用を記述していません。
服用の際は商品説明欄に記載されている注意事項をよく読みましょう。
当ページに記載されている内容は安全を保証するものではありません。
記載内容によるいかなる責任も負いかねますのでご了承ください。
服用してはいけないケース
・家族に乳がんの病歴がある
・手術後1週間以内の患者
・脳梗塞、心筋梗塞、血栓静脈炎等の血栓性疾患又はその既往歴のある患者
・動脈硬化症の患者
・心臓弁膜症、心房細動、心内膜炎、重篤な心不全等の心疾患のある患者
・てんかん
・喘息
・片頭痛
・甲状腺障害
・腎臓病
・糖尿病
・肝臓病
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
・重篤な肝障害のある患者[副作用を増悪させるおそれがある。]
・高カルシウム血症の患者[電解質代謝作用等の関与により症状を増悪させるおそれがある。]
・腎障害・心障害のある患者[ナトリウム又は体液の貯留があらわれることがある。]
・うつ病又はその既往歴のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
・てんかん又はその既往歴のある患者[副腎皮質ホルモン様作用により、症状が悪化するおそれがある。]
・片頭痛、喘息、慢性の肺機能障害又はその既往歴のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
・ポルフィリン症の患者[症状が悪化するおそれがある。]
女性化には卵胞ホルモンも必要
女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。
この2種類の女性ホルモンにはそれぞれ以下の作用があります。
卵胞ホルモン・・・体を女性らしく成長させるホルモン。女性化作用がある。
黄体ホルモン・・・生理や妊娠に係わるホルモン。男性ホルモンを抑制する作用がある。
そして男性が女性化するには2つの条件を満たす必要があります。
1 女性ホルモン値を上げること
2 男性ホルモン値を下げること
卵胞ホルモンには1の効果があります。
黄体ホルモンには2の効果があります。
卵胞ホルモンにも男性ホルモンを下げる作用はありますが、女性並みに下げるほどの強さはありません。
一方黄体ホルモンは直接的な女性化効果はありませんが、卵胞ホルモンの働きを助ける作用と男性ホルモンを強力に抑える作用があります。
(一部の黄体ホルモンは抗男性ホルモンとも呼ばれています)
卵胞ホルモンを投与しても男性ホルモンが高いとその働きを阻害してしまうので、卵胞ホルモンのみで女性化は難しいのです。
よって女性化を望む場合、
卵胞ホルモンと黄体ホルモンを摂取する必要があります。
マレフェは黄体ホルモン剤なので女性化するには卵胞ホルモンも必要です。
おすすめの卵胞ホルモンにはプレモンがあります。
中性化目的での使用について
マレフェは男性化を止めるホルモン剤です。
女性化作用がある卵胞ホルモンを一緒に服用せずに単独で服用すると中性化がおこります。
ただしこれには乳房の発達の可能性、更年期障害、骨粗しょう症といったリスクがあります。
男性ホルモンを下げすぎてはいけない
男性ホルモンや女性ホルモンは性ホルモンと呼ばれています。
この性ホルモンは体調を維持する上で必要不可欠なものです。
なので性別にかかわらず、どちらかの性ホルモンが必要になります。
しかし男性が男性ホルモンを限界まで抑制すると両方が不足することになります。
女性化においては卵胞ホルモンによって女性ホルモンが補充されるので問題ありませんが、中性化、つまりマレフェの単独服用では両方が不足することになります。
この状態が続くと乳房の発達、更年期障害、骨粗しょう症といったリスクがでてきます。
乳房の発達
基本的に胸は卵胞ホルモンを服用しなければ大きくはなりませんが、男性ホルモンが極端に低下すると発達してくるケースがあります。
更年期障害
だるさ、頭痛、多汗、冷え性、吐き気、めまいなどの体調不良です。
その名の通り更年期の女性におこりがちですが、加齢による性ホルモンの分泌低下が原因なので同じ状況になれば男性でも発症します。
骨粗しょう症
骨密度が著しく低下し骨折しやすくなる症状です。
骨は常に形成と破壊を繰り返して維持されています。
このバランスが崩れて破壊の速度に形成が追い付かなくなると骨量が減っていき骨粗鬆症が生じます。
性ホルモンは健康な骨を維持するために必要なのです。
これらの症状は卵胞ホルモンを服用せずに黄体ホルモンのみを服用し、
かつ男性ホルモンを下げすぎることで起こりますので注意してください。
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