摂取法ごとの代表的なテストステロン剤
注射、錠剤、塗り薬(軟膏)それぞれの摂取法ごとの、
代表的な人気製品をご紹介します。
注射
・エナルモンデポー
・テスチノンデポー
・テストビロンデポー
この3つは販売名が違うだけで中身は全く同じです。
成分はテストステロンエナント酸エステルです。
効果時間を延ばしたテストステロンです。
内容量は1本(1アンプル)125mgと250mgがあります。
125mg/1A、250mg/1Aというふうに表記されます。
効果時間
125mg・・・およそ2週間
250mg・・・およそ4週間
購入法
病院でのみ受けれます。
塗り薬
セルノスジェル
成分 天然テストステロン
成分含有率 1%
内容量 70g(5g×14)
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ジェル状の塗り薬です。
皮膚から吸収され、
全身に作用します。
成分が天然テストステロンなので安全性に優れています。
肝臓への負担も少ないです。
5gごとに小分けにされているので使いやすいのも特徴です。
効果時間
1日1回塗るだけで24時間安定した効果が得られます。
効果を一定に保つために毎日なるべく同じ時間に使用します。
使用方法
上腕や肩や腹部に塗ります。
広く塗るほど吸収率は上がります。
人に成分が移る危険があるため、
衣服で覆われている場所以外には塗らないでください。
完全に乾燥するまで数分間待ってから、
塗布部位を服で覆います。
塗布後は手を石鹸水で洗ってください。
使用後、6時間は水泳やシャワーを避けてください。
プールに入る前や入浴前、
性交前は人に移らないようにシャワーで洗い流してください。
塗ってから6時間たった後は、
シャワーやお風呂などに数回入ったり洗い流しても効果は落ちません。
これは成分が皮膚下に浸透し、
そこから持続的にテストステロンが供給されつづけるためです。
使用量
FTMの推奨投与量 1日5〜10g
5g使用した場合、
血中濃度は平均約250ng/dl増加します。
1日10g使用するとデポー注射と同等の効果になります。
男性の基準値 277〜1111 ng/dl
女性の基準値 16〜86 ng/dl
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錠剤
成分はウンデカン酸テストステロンです。
(テストステロン ウンデカノエートともいいます)
ネビドと同じ成分ですが、
経口摂取では注射のように長い効果時間は得られません。
アナボリックステロイドですが、
筋肉増強作用や男性化作用は天然テストステロンに近いです。
錠剤の中でも安全性が高いのが特徴です。
価格的にも安いので人気のある製品です。
肝臓の負担が少なめ
本来錠剤タイプは、
肝臓に負担がかかるという欠点があります。
しかしテストヒールの成分は、
小腸を通してリンパ系に吸収されるようにできているため肝臓を通りません。
よって肝臓初回通過効果を受けず、
肝臓への負担は少なく済みます。
服用方法
毎日2〜3回に分けて服用します。
食べ物と一緒に服用すると、
吸収率が上がるため効果が高くなります。
服用量はFTMの場合1日4〜6カプセルが目安です。
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